社長挨拶

代表取締役社長

田北 浩章

Hiroaki Takita

東洋経済新報社の企業理念をご紹介します。

「健全なる経済社会を牽引する」

新聞記者だった町田忠治(後の大蔵大臣)が掲げたものです。
以来、125年あまり、我々は理念にそって事業を展開してきました。
『週刊東洋経済』、『会社四季報』、データ事業、書籍事業、
「東洋経済オンライン」、「会社四季報オンライン」等々。
我々は理念に従って、これらを世に生み出してきたのです。

その間、受け継いできたDNAが、「時代の流れを読み、闘い、切り拓く」というものです。
一例を挙げれば、戦時中も厳しい検閲に耐え、『東洋経済新報』を発行し続けました。
終戦時にはわずか8ページだったと言います。
四半期決算など話題にすらならなかった時代、『会社四季報』を世に送り出し、
企業データビジネスに乗り出すことで、経済界に大きな貢献を果たしました。

そして、2023年。
東洋経済新報社は、パーパスを社員投票で決定しました。
『まじめな「異論」で、未来を拓く』
時には恐れず異論を唱える。
東洋経済らしいまじめさを貫くことによって 輝く未来の意思決定に役立ちたい────
そんな思いでパーパスを決めました。         

いま時代は大きく動いています。大激動の時代です。
そのなか、これから我々はどこへ向かうのか==。

「既存の枠に収まらないメディア企業」

これからも続くであろう荒波の中、ここに向かって、「東洋経済丸」は走り続けます。
単純な出版業ではなく、データ事業、オンライン事業、違う角度から見れば、コンサルタント業であったり、
「東洋経済は既存の枠に収まらないメディア企業だよね」と言われることを目指します。
既存の枠に収まらないということは、唯一無二。
どっしりと社会に根を多く張る、社会に役立つメディア企業だということです。

コンテンツに磨きを掛け、変化し続けます。
150年、200年と走り続ける東洋経済新報社にご期待ください。

田北 浩章