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社員インタビュー

営業局

二刀流営業を目指して。

営業局 営業推進部 山浦壮史

4月に入社して7カ月弱ですが……今の仕事、面白いですか?

ええ、面白いです。自分のやりたかった仕事ですので、ストレスはほぼないですし、楽しいです。

やりたかった仕事というのは?

自分の頭で考えたことを、そのまま行動に移せる仕事です。偉そうなことはいえないですが……

同じお店の同じ場所で展開しても、当然ですが本によって売上が全然違います。お店に合った独自のフェアを提案したり、新刊の仕掛けに四苦八苦するのは楽しいですし、それを受け入れてくれる書店員さんが多いので、自分は恵まれていると思います。

なので、書店員さんのご協力や、自分の考えや行動次第で結果が変わるところが営業独自の魅力だと思います。残念ながら、毎回は成功するわけではないですが……(担当の書店員さん、申し訳ございません……)。

今は、都内はもちろん、千葉や静岡、長野、山梨地域の書店を担当していますが、担当書店のために行動することを常に心掛けています。お客様のニーズに合ったものを提案できるよう努力しています。そのためには基礎知識が絶対的に必要なので、自社はもちろん、他社の売れ筋本は積極的に読むよう意識しています。

あとは……大学で学んだ知識を生かした仕事をしてみたい、と思ったんです。

というと? そういえば、大学は、何学科でしたか?

ジャーナリズム系の学科でした。授業は、放送・新聞など、いろいろとあったんですが、出版の講義が抜群に面白くて、出版ゼミを専攻しました。担当教授が、植村八潮教授という電子出版で広く知られている方だったので、新しい出版のあり方について考えたり、取次の方や現役出版社社員にお話を聞いたりと、刺激的でした。

大学時代でいちばん勉強になったのは、電子書籍取次での2週間のインターンシップですね。仕事内容は、書誌データの点検など地道で根気の要る作業が主でしたが、中には「電子書籍配信サービスの企画を立ててみて」というものもありました。いろいろな出版社に足を運んで、売るための企画を共同で練り上げる。どう売り出したいのか、考えをめぐらせる姿を真近で見ることができて、「こうやって市場に魅力的な商品を出していくのか」と知ることができました。

大学時代、文学部でのほほんとしていた私とはえらい違いです(--;)でも、なぜ出版社に、しかも東洋経済に入社しようと思ったんですか?

『週刊東洋経済』がきっかけです。「新・流通モンスター Amazon」特集(2012年12月1日号)。大学生のとき、たまたま書店で見かけて読んでみたら、ゼミで話を聞いた人、インターンで関わった人など自分の知っている人たちがたくさん取材されていました。

大学で勉強していることは、経済誌を通すとこんな風に見えるのかという驚きと同時に、記事がどれも深く分析されていて、すごいな、と。それから『週刊東洋経済』を意識するようになって、書店にいけば毎回、何の特集かチェックするようになりました。

えーっ! 本当ですか! 私も『週刊東洋経済』がきっかけで東洋経済を受けたんです! 私は教員志望だったので、「ニッポンの教師と学校」(2007年1月27日号)でしたけど。意外な共通点ですね(^^)では、これから先のこと。未来について、山浦さんが何か思うことはありますか?

自分が40代になった時、出版業界ってどうなっているんだろうって思うんです。今より厳しい状況になる中で、いちばん大事なことは、今以上に書店の売上に貢献することだと思います。その上で、電子市場を知ることによって、今まで埋もれていたニーズを知ることができるはずです。
なので現在の理想は、「紙と電子」の二刀流営業になりたいですね。

ありがとうございました!

※所属・役職は取材時時点のものです。

プロフィール

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営業局 営業推進部

山浦壮史

1991年山梨県生まれ。専修大学を卒業し、2014年に東洋経済新報社入社。

編集後記

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デジタルメディア局

荒木千衣

「姿勢がよくて、お辞儀がきれいだなぁ。」山浦さんに対する私の第一印象です。聞けば、幼い頃は剣道(2段の腕前!)、大学時代はグラウンドホッケー(左サイドのMF!)をしていたとのこと。根っからの体育会系かと思いきや「連休は、夜遅くまでモンハンしちゃって……」というイマドキな一面も。出張営業もバリバリこなす姿は、とても1年前まで学生だったとは思えません。今回お話を聞いて、ますますその感を強くしました。